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2018年9月18日 (火)

ホリ・ヒロシ氏の寄稿文「美しき巡礼者」より


先々週のラジオ「編集長稲垣吾郎」で、ホリ・ヒロシさんのお名前がでました。

ホリさんと言えば、吾郎ファン絶賛の『月晶島綺譚』で共演された人形師の方。
そして、翌年の舞台『七色インコ』のパンフに寄稿文を寄せて下さいました。

役者の吾郎さんがいかに演じているのか、それはhanabiの想像を超えるものでした



―――――――――――――――――――――――――
七色インコ
2000年5月
赤坂ACTシアター
Dsc_3089

Dsc_3097

Dsc_3099


美しき巡礼者 (抜粋)

人形を作り出す上でも、人形を遣う上でも、いつも自問自答することは、人間の生々しくドロドロした世俗の想いをどんどん削ぎ落し、本質だけで観る者の心を昇華させる仏性を宿した作品を作りたいという一点である。
稲垣さんと稽古から舞台と長い時間を過ごして、彼の中に人形と共通する資質を数多く発見した。それはもちろん、稲垣さん自身は意識していないことだが、生身でありながらこの次元に存在しないような独特の透明感を、生まれながらに持っておられるのである
言うまでもなく人並み優れた美的感覚の持ち主で、また驚くほどの勉強家でもある。純粋な魂と、育まれた美意識に裏打ちされた彼を取り囲むこの透明なオーラは、人が望んでも、努力しても、決して得られるものではない

世紀末のこの世の中では、稀有に等しい存在ですらある

月晶島綺譚」の劇中、幾度か繰り返される稲垣さんと人形とが対峙する夢のようなシーンで、私は稲垣さんの隣に立つ人形の、その後ろに控えているため、常に彼が演技する背中を見ていた。
その私の目に映った彼の姿は、彼が作り上げた人形師・井出博臣という人物の背中に、稲垣吾郎自身が手を入れ、自分の分身を俯瞰で眺めながら、冷静に操作し、演ずる人形遣いそのものだった。
「ああ、そうなんだ。彼はその人物になりきった自分の肉体を、あたかも人形を遣うかの如く、彼自身が操っていたんだ。」
長い間不思議と近しく感じていたその理由が、これではっきり分かった。

彼の作品への取り組み方、作り方をひそかに眺めながら感じたことは、遊びたい盛りの十代半ばから今日まで、十年あまりの歳月を、彼がストイックな生活をくずすことなくきたであろうこと、そしてただひたすら精進する姿に、一人の修行僧を見る思いがした。

これから先も稲垣さんは、様々な挑戦を試みていかれることだろう。
時には孤独の淵に立たねばならぬ事もあるに違いないが、足元を見つめ、舞台芸術という重い十字架を背負って、巡礼の旅を続ける人であろう。
澄んだ瞳を持ち、聡明で、才気溢れる稲垣吾郎さんの行く道を、これからも見続けていたいと思う。
 

―――――――――――――――――――――――――――
そして、それから9年後、
2009
10月発刊のホリヒロシ氏の作品集
ホリ・ヒロシの華麗なる舞台・映画衣装と人形たち
 
天から陽気が降ってくる
Dsc_3095

 吾郎さんが寄稿文を寄せられています

「のれんや浴衣を頂きました」
「ホリさんはソフトで優しくて、透明感のある方なんですが、反面仕事になるとシンが強くてこだわりがある。男らしい雰囲気に変わるんです。太陽と月の両面を持っている方ですね。僕はホリさんのように一つのことをずっとやり続けている職人的な生き方にカルチャーショックを受けたし、あこがれを感じています」と。

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hanabiは、これらの舞台を観ていないんです。ファンになってから知って、ホントに観たかったなーーって、すごく残念です。せめてパンフを、と思い、某所で見つけ即購入しました
 

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